2歳児の大半がスマートフォンを操作出来るという調査結果があります。
外出中など子供にグズられると困ってしまう場面でスマホを渡しておとなしくさせる。
子供は動画や写真をみるのが大好きですからあっという間におとなしくしてくれますよね。
私も以前は娘にスマホを渡し、いわゆるスマホ育児をしていた時がありました。
でも今は全くしていません。今後もスマホ育児はしません。
そう思ったのは娘に悪い影響が出てしまったというのが理由です。
どこで覚えたの?という汚い言葉をつかったり、スマホに夢中でコミュニケーションが取れなかったり。
そんな姿を見たとき、娘にスマホを渡していた事を後悔しました。
同じような経験をしたお父さんお母さんも少なくないはずです。
この記事を見つけて読んでくれているということは、スマホを使った育児について疑問や不安を持っている人だと思います。
私が実際に試してうまくいった方法を紹介しますので試してみてください。
スマホ育児の弊害
スマホ育児をしていた時、実際に娘に起こった変化を含め、考えられる弊害をあげてみます。
- 言葉づかいが悪くなる
- 我慢が出来なくなる
- コミュニケーションが取れなくなる
- 視力が落ちる
娘はYOUTUBEで動画を見ることが多かったのですが、私たち夫婦を含め周りの人達が使わないような汚い言葉を使いだしたり、動画をみていると話しかけても返事がなかったりしました。
スマホを返してもらおうと手にすると泣き叫んだりするようになってしまいました。
視力に関しては、幸い娘にその影響は出てきていませんでしたが、ブルーライトの影響や目の酷使からそのまま使い続ければ視力が落ちる可能性は高まります。
そんな様子を目の当たりにしたことをきっかけに妻と相談し脱スマホ育児を決意しました。
スマホ育児をやめるためにやった事
具体的に何をやってスマホ育児をやめることが出来たのか紹介します。
- お手伝いを頼んだ
- スマホの代わりの物を渡した
- 会話や遊びの量を増やした
子供が集中するものを作る!ということを意識しました。
お手伝いを頼んだ
子供と一緒にスーパーへ買い物に行く時に使う方法。
お店に入ってすぐに、「今日は牛乳を買うから、牛乳見つけたら教えてね!」と子供にお願いします。
買い物中も「牛乳ある?どこにあるかな?」と積極的に話しかけます。
牛乳を見つけてくれたら、いっぱい褒めていっぱい感謝の気持ちを伝えるのも大事!
子供に仕事や役割を与えて達成したら目いっぱい褒めてありがとうと伝える。
これを続けるうちに、娘の発言が「YOUTUBEがみたい」から「今日は何買う?探してあげようか?」に変化していきました。
スマホの代わりの物を渡した
スマホの代わりになるものを渡す。という方法もかなり反応がよかったです。
家にいる時は折り紙や塗り絵は特に熱中していました。
いろいろな物を試しましたが、一番効果的で今でもお出かけの時には必ず持って出かける必需品となっているのがトイカメラです。
子供用のデジタルカメラなのですが、これを使い始めてから娘は一変しました。
トイカメラを渡したきっかけは、プレゼントしてもらった事でした。
実際に娘の変化や反応を見て、今では子供へのプレゼントにはトイカメラを一押ししています。
トイカメラを持って娘にどんな変化があったのかをまとめた記事です。
会話や遊びの量を増やした
最初に紹介したお手伝いを頼むことにも共通しますが、やっぱりコミュニケーションをとることは大切だと痛感します。
よく話を聞いて、子供が気持ちよく一生懸命話をしてくれることがとても大切だと感じます。
遊びに関しても親も全力で遊べば子供はとっても喜んでくれます。
何をするにしてもゲームのようにして遊べば子供は夢中で楽しんでくれます。
我が家が実際にやってみて効果があった方法を紹介しました。
どれも難しい事はないですよね。
自分も楽しんで子供と向き合えばスマホに頼らなくても絶対良い方向に進むはずです。
ぜひ試してみてください。
まとめ
以前は、子供がぐずったらすぐにスマホを見せて解決していた私が、それは本当の解決ではないと気付き、スマホに頼らない方法で育児をするようになった経緯やその方法を紹介しました。
スマホ育児という言葉は悪い意味で使われる事が多い言葉です。
でも、私はすべてが悪だとは思いません。
仕事、育児、家事、どうしようもなく疲れてしまって10分だけでも仮眠をとりたい。
そうしないと自分がつぶれてしまう。でも横で子供が泣いている。
そんな時にスマホを見せるしか手段がないなら頼っていいと思います。
それぞれに事情があるのでスマホ育児=悪とは決めつけられません。
でもスマホ育児をしていて良くないと感じることは間違いなくあります。
だから、スマホに代わる手段を見つけましょう。
我が家でうまくいった方法が少しでも役にたってくれたら嬉しいです。
最後に本を1冊紹介します。
私がスマホを使っての育児はやめよう。と決意したきっかけのひとつがこの本です。